検索
アメリカの大学で試験をしたら、複数の回答におなじ間違いが見つかり、教授が調べたら学生たちがネット上の百科事典ウィキペディアを丸写ししていたそうである。
だからウィキペディアを信用してはならないと、これは当のウィキペディアの広報担当が言っているそうだ。
ウィキペディアの情報は誰でも書き込めるものであり、よく目にふれる情報なら誰かが気がついて書き直すだろうけど、あまり目につかない情報だといつまでも間違いがそのままということがおこる、だろうということは、わたしは先刻承知していた。
じつはわたしもウィキペディアやネット上の情報をしょっちゅう利用しているので、これは注目すべき事件である。
ただ、わたしはアメリカの青少年のような軽はずみな行動はとらない。
ネットでものを調べる場合はかならずウラをとる。 ネット上にはさまざまな情報が氾濫しているので、ひとつだけではなく、かならずいくつかの情報にあたってみる。
前々項で 「オイカワ」 という魚のことを書いたが、最初、名前のわからなかったこの魚について、まずネット上の淡水魚図鑑を調べて、オイカワだろうとおおよその見当をつけ、つぎにオイカワという名前でもういちど画像や情報を検索してみた。
ヒットしたたくさんのホームページを調べて、かたち、棲息場所、婚姻色のあらわれる時期など、すべて一致してはじめてオイカワと判断したものである。
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