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2007年9月 6日 (木)

カイツブリ

P035台風が関東近辺に上陸して、時おり雨風が激しくなる。
先ほどもひとしきり驟雨があったので、どれどれ野川の増水はどんな具合だいと見物に行ってみた。
期待に反して (こんなもん期待しちゃいけないのだが) 増水はたいしたことがなかった。
フェーン現象でひじょうに蒸し暑い。

昨日、用事で吉祥寺まで出たついでに井の頭公園にある水生物園に寄ってみた。
ここは関東近郊で見られる淡水魚、水生昆虫などを集めた小規模な水族館で、展示生物は多くないが、そういうものに興味のある人にとってはなかなか参考になるところである。

台風近接の平日とあって、建物のなかは貸切りみたいに静か。
入ってすぐの大きな水槽にガマガエルみたいなものが浮かんでいた。
じつは、これは水鳥のカイツブリだった。
万葉時代から鳰 (ニオ) と呼ばれて、日本人にはおなじみの鳥である。
大きさはガマガエルくらいだけど、顔つきはなかなか愛嬌のある可愛らしい小鳥である。
水槽はガラス張りで、二羽のカイツブリが小魚を追いかけてパクリとくわえるのを、ま横から観察することができる。
水生物園にはほかにもハンザキ (オオサンショウウオ) やカミツキガメなどのスターがいるが、そっちは動いているところを見たことがないし、エサなんか食べてんのかどうか。
そういうわけでカイツブリは目下、水生物園ゆいいつの人気者であるようだ。

この鳥は井の頭公園の池にもめずらしくないので、双眼鏡があれば、水草を集めて作った巣や、背中にヒナをのせた子育てのようすなどをながめることもむずかしくない。
わが家の近所の野川にもたまに出没する。
しかし、野生の状態で水中シーンまで見られるもんじゃないから、水生物園の展示は貴重である。
ノーテンキな彼らをながめていると、切れやすい現代人にとって、いい癒し効果があるような気がするけど。

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