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2007年9月10日 (月)

ボサノバ

NHKのBSで、時々有名バンドのライブ演奏が放映されるので注意しているんだが、8日の夜は小野リサさんのライブ。
新聞のテレビ版を見ただけではあまり詳しくふれてなかったけど、小野リサってのはたしかジャズ歌手だよなっていうだけで、いちおう録画しておいた。
あとで観たら 「アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ」 というテーマのライブだった。 つまりボサノバがメインのコンサートだった。

夏はやっぱりボサノバだってわけで、わたしはボサノバも好きである。
思い出すのはマルセル・カミュ監督の映画 「黒いオルフェ」 である。
この映画を観ていると、ブラジル人ていうのはみんなノーテンキなのかと思ってしまうくらい、みなさん、どこでもよく踊る。
リオのカーニバルの日なんか、街に到着するフェリーがまだ岸壁に着かないうちに、乗客全員が甲板で踊りまくっている。

この映画の主題歌は有名なスタンダード・ナンバーになった。
そしてその音楽を担当したのが、アントニオ・カルロス・ジョビンだった。
わたしはこのテーマ曲が好きなもので、テレビで誰かがこの曲を演奏すると、目についたものはかたっぱしから録画しておく。
それらのうちでいまでも残っているものは少ないけど、ジョン・ルイスら4人のピアニストが演奏するもの、5人のトロンボーン奏者によって演奏される映像などは、まだパソコンの中にとってある。

やはりジョビンの有名なスタンダード・ナンバー 「イパネマの娘」 は、クラシック畑の歌手エリー・アメリンクがうたったものを、こりゃおもしろいってんで録画した。
ジョビンの来日コンサートを録画したこともある。
彼の奥さんと娘など、きれいな女性を5、6人連れての来日で、やはりNHKが放映したものだった。

録画したのは 8ミリ・ビデオテープで、その後ソニーがいきなりこのデッキの製造から手をひいたもんだから、300本もあったテープはそっくり不燃ゴミになってしまった。
しかもテープとプラスチック部分は、分けてゴミに出さなければならないのでひじょうに手間がかかった・・・・・・ 話がへんな方向にそれてしまったが、ソニーのやり方には今でも怒っている。

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