モロッコ
昨夜のBS映画劇場は、ゲィリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ共演の 「モロッコ」 でしたよ・・・・・・・・・ なんて言っても、今どきのお兄ちゃんお姉ちゃんにはわからないだろうなあ。
わたしも録画したっきりで、また観ておりません。
名作であると、いろいろと噂は聞いていますけどね。
この映画、アフリカのモロッコが舞台だけど、じつはアメリカで撮影されたんだそうで、その点を記者につっつかれた監督のジョセフ・フォン・スタンバーグさん。
文句あんのかい。
あの映画を作ってから、オレはじっさいにモロッコに行ってみたけど、モロッコてのは、ぜんぶオレの映画のとおりだったよ、といったとかいわないとか。
ま、ひらきなおりもこのくらいやると立派。
1930年のモノクロ映画なんで、さすがにいま観るのはしんどいけど、やはり青春のいちばん多感な時期に観たおじいちゃんおばあちゃんには忘れられない映画なんでしょうな。
でも77年まえの映画ということは、現役でこれを観たおじいちゃんおばあちゃんだって、もうほとんど絶滅しちゃっているってことか。
時間は残酷なものだということをつくづく身にしみさせてくれる映画です。
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