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2007年10月30日 (火)

古本祭り

057用事があって神田まで出かけたら、たまたま古本祭りをやっていた。
部屋に読みかけの本がたくさんあるくせに、こういうところへ放り込まれると、つい何か買わないとソンしたように思ってしまうのが読書好きの悲しい性だ。

路上に並べられた台の中から、東洋文庫の「島根のすさみ」を見つけ、値段を見たら、古本のほうが新刊当時の値段よりも高かった。
この本はいまでも本屋で新刊が売られており、けっして廃刊とか珍本になっているわけではない。
それなのに奥付けを見ると、600円だった本が古本では1200円になっているのである。

なんでそうなるのと疑問に思ったが、本にくわしい人なら東洋文庫が600円ということはありえないとすぐにわかるだろう。
つまり、ここにあった「島根のすさみ」は、はっきりわからないが、20年とか30年前に発売された本であって、その後東洋文庫はじりじりと値上がりし、現在では同じ「島根のすさみ」が、新刊で買うと3000円ぐらいする。
古本のくせに奥付けに記載された値段よりも高いというのは、この本がたまたまずっと昔に販売された本だからであって、1200円というのは現在のこの本の古本相場だったのである。

なるほどと納得して、わたしがこれを購入したかっていうと、なかなかそうはいかない。
なんとなくケチの本能が働いて、500円ていどの文庫本を3冊ばかりまとめ買いしただけで帰ってきた。

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