師走のたわごと
師走であるけど、特にブログネタがあるわけでもない。
熊本のKさんや五日市のたぬきさんは積極的に外界に打って出ようというタイプだけど、わたしときた日にゃひがな1日、机の前でぼんやりというタイプ。
雪も降りそうにないしなあ。
この機会にわたしのブログについて説明でもしとくか。
わたしのブログの名前は 『大沢村便り』 という。
副題として 「魑魅魍魎あるいは絶滅危惧種と暮らす」 となっている。
チミモウリョウってなんだ、絶滅危惧種なんてどこにも出てこないじゃないかと不審に思われる人がいるかもしれない。
じつは、わたしの住んでいる街には “村” という行政単位はないのである。
ところがここに住みついたころ、わたしはこの土地の自然の豊富さに吃驚した。
もちろん都心から近距離にあってという但し書きつきだけど、カワセミやヤモリやシマヘビ、ホタル、メダカなどの小動物、ガマやワサビ、ザゼンソウのような植物、そしてカヤ葺き屋根の農家など、現在では希少となった武蔵野のおもかげがいたるところにころがっている。
これではどうしても村という言葉を使いたくなってしまう。
竹林のなかの細い坂道を歩きながら、わたしはぼんやりと考えた。
(おおげさな言い方になるけど) この魑魅魍魎のように信じがたい風景は、人間の不断の努力によって維持されているものであって、そうした努力がなければたちまち不動産屋や土建屋の手で失われてしまうものだろう。
つまり、わたしのいう魑魅魍魎あるいは絶滅危惧種というのは、特定の動植物をさすのではなく、人々の努力によって維持されている、この土地のそうした貴重な風物のことなのである。
わたしがブログを書こうと考えた理由は、子供のころに見たなつかしい風景にくるまれていることの幸福感からである。
来年もまたこの魑魅魍魎、絶滅危惧種について、いろいろと報告していければと念じつつ、とりあえず07年のブログを閉じることにしよう。
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