阪神大震災
今日17日は阪神大震災から13年だそうだ。
わたしは13年前のこの日 (正確には18日) をよくおぼえている。
その日の朝、わたしは中国へ出発するために成田空港にいたのである。
成田空港の待合室にあるテレビが震災のニュースを伝えていた。
高速道路が崩壊し、あちこちで火の手が上がっていたが、飛行機は予定通りに離陸した。
わたしは政府の閣僚でも役人でもないし、関西にとくべつな知り合いがいるわけでもなかったから、それほど関心ももたずに空の人になってしまった。
目的地の中国・無錫をさまよっているとき、あちらこちらで、日本は大地震だそうだけど大丈夫なのかと質問された。
そんなこと言われたってどうしようもない。
本人が目の前にいるのだから大丈夫に決まっている。
そういうわけでわたしはノーテンキに中国をさまよい、阪神大震災の猛威についてほんとうに知ったのは帰国したあとである。
わたしの海外旅行はついていることが多いのだが、これもツキのうちに入るのだろうかと、今でもたまに考える。
| 固定リンク | 0
コメント