ベトナム戦争
前日に続いて今日も朝日新聞が 「東アジアの150年」 というシリーズを載せている。
今回はベトナム戦争がテーマだけど、あくまで韓国が関わった部分だけが取り上げられていて、米軍やベトナムについてごちゃごちゃいう記事ではない。
ざっと読んでみたけど、とくにいちゃもんをつけたくなるような気になる箇所は見当たらない。
なぜかと考えたら執筆者が違っていた。
記事全体から、アノ朝日新聞のポリシーに反するような部分も読み取れるんだが、いいのかしらね。
今日の記事では、韓国はベトナムに、米国に次ぐ規模の軍隊を送り込んでいたとある。
当時の韓国の事情もあったらしいし、これについて他人が何かいう筋合いのものではない。
ベトナムではお定まりの虐殺があったという。
それも韓国軍の手で。
戦争だからそういうこともあっただろうと、これも韓国の問題で、わたしがここで怒り狂う問題でもない。
韓国だって人のことをいえないじゃないかという気にもなれない。
ただ、中国や韓国の軍隊の残忍さについては、ずっと古い儒教の体質も根本に原因があるんじゃないかと、ほんの少しだけ思ってしまう。
ベトナム戦争については、米国のWGBHボストンというテレビ局が、ひじょうに優れたドキュメンタリーを制作した。
これは戦争終了後に米越双方から取材、当事者の意見や当時の実写フィルムから構成された、客観的なベトナム戦争の記録である。
この番組はわたしにとって宝物みたいなもので、今でも全13巻がDVDに焼きなおして家にある。
悲惨さは遠い過去の話になり、わたしが思い出すのは、B52爆撃機から投下されるナパーム弾の鮮烈に美しい画面だけになりつつある。
これ、ちとマズいけど。
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