日銀総裁の不在
政治家でも官僚でも経済評論家でもないわたしが、日本経済について論じることは、天にツバするようなものだけど、日銀総裁、戦後初の不在って、ありゃいったいなんだ。
自民党嫌いで、どっちかというと野党に肩入れの朝日新聞でさえ、民主党をたしなめるような書き方をしているゾ。
あんなもの、誰がやったっておんなじじゃないか(と、これは個人的な考えだけど)。
けっきょくのところ、政権奪取の夢もチボウも失った野党が、ひたすら与党にゴネている図式にしか見えない。
日銀総裁がいなくても何も変わらないというハナシもありそうだけど、外国への手前、この時期に金融政策の責任者がいないってのはやっぱしマズいんじゃないの。
これ以上官僚に牛耳られたくないから、総裁は民間から選出すべきだなんていう意見もあるようだけど、へんな人を選ぶと、都知事さんのように役人に徹底的にいじめられることにならないかしら。
ひっくり返してながめても、財務省のベテランより民間出身者のほうがゼッタイにいいという意見に、絶対的な説得力があるんかねえ。
民主党の小沢代表が沈黙を守っているのも、野党議員のアホさかげんに、いいかげんあきれかえっているんじゃないか。
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