散歩に出かけてユニークな場面に遭遇した。
川の中にサギがいて、その足もとで鵜が潜水を繰り返しているのである。
へー、サギと鵜ってのはこんなに仲がよかったっけといいたくなるくらい、両者の距離は近かった。
サギがその気になれば、足でぐいっと鵜を踏んづけられそうなくらいだ。
悪党の鵜と小心者のサギが謀議をこらしている図に見えなくもないが、ほんとうのところは、鵜が潜水して魚を追いかけ、サギはそのおこぼれを狙っていたんだろう。
陸からながめているかぎり、川の中に小魚なんか見えないけど、そのうち鵜が何か白いものをくわえるのが見えたから、落葉の下あたりに冬眠中の魚がいるにはいるらしい。
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