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2008年6月10日 (火)

カワエビ

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わたしが近所を散歩するのは、健康のためと、いろいろな生きものとの出会いを求めてという2つの理由がある。
あまりしょっちゅう散歩しているので、この人はリタイヤした年金老人じゃないかと邪推する人もいるかもしれないけど、わたしはれっきとした現役である。
散歩をするのは、近所にすてきな散歩道があることと、どちらかというと夜間の仕事に従事しているので、昼間はヒマだからということなのだ。
それはさておき、夏になると、散歩道に並行して流れる、川幅数メートルの小川のほとりで見られる動植物の豊富なことはおどろくほどだ。

岸辺のある場所で少女が網でなにかすくっていた。
ナニを獲っているのと話しかけてみたら、少女ではなくおばさんだった。
後ろから見るとえらく若作りだからいけないのだ、オイ。
いや、若作りはこのさいさておいて、彼女の持っていたビニール容器の中をのぞいたら、たくさんのカワエビが入っていた。
エビは半透明で保護色になっているから、陸上から水中をのぞきこんでもほとんど認識できない。
それでもこうやって近所に生息する動物の種類がどんどんあきらかになっていくのは楽しいことだ。
ところでおばさんはカワエビをどうしようっていのだろう。
佃煮にでもすんのかしら。

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