死んだヘビ
散歩道で1メートル半もあるヤマカガシ (ヘビ) が死んでいた。
近所の子供たちの仕業だろうけど、残酷なことをするものだ。
と、思いつつ、わたし自身の子供のころにも、やっぱりヘビのしっぽをつかんで地面に叩きつけ、何度か殺したことがあるのを思い出した。
だけど、昔はヘビはたくさんいたけど、今は貴重な絶滅危惧種だぞ、というのはフェアじゃない。
子供というのはヘビを見つけると追いかけまわすのが本能みたいなものだ。
小動物を殺すというのは、子供がいちどは通過しなくちゃならない儀式みたいなもので、そうやって生き物の死をま近にみて、自然に生命の尊さを知るんじゃなかろうか。
最近あちこちで包丁をふりまわして人を殺める青年というのは、子供のころ他の動物を殺すということを体験してないにちがいない。
わたしもヘビを何度か殺めたせいで、今ではこんな情けぶかい人間に成長した、かどうかは他人が判断することだけど。
写真はネジバナ、別名モジズリ。
とぐろをまいているところがヘビに似ているとこじつけ。
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