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2008年9月11日 (木)

ブルーギル

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用事があって吉祥寺へ出かけた。
ついでに井の頭公園をぶらぶらしてみたら、池のそばにヨツデ網で何か採っている人がいた。
バケツをのぞくとメダカ・サイズの小さな魚がたくさんいた。
水族館の人が飼育しているカイツブリの餌でも採っているのかなと思ったが、これはブルーギルの幼魚だそうだ。

ブルーギルというのは外来の魚で、つまりもともと日本にはいなかった魚だけど、ひじょうに繁殖力がつよく、在来の日本の魚たちの生態系を破壊してしまう困りモノである。
写真でごらんのとおり、網ですくっただけでいくらでも採れるし、岸辺から水面にその影が見えるくらいだから、相当な数がいることはまちがいない。
どうも御苦労さまですと、ほとんど徒労と思える駆除作戦に従事している人たちに敬意を表してその場をはなれた。

ネットで調べると上記のブルーギルの被害について警告するホームページがたくさん見つかる。
そうした警告記事にまじって、この魚の釣果を自慢する釣り師たちの記事も見つかる。
ブルーギルやブラックバスに代表される外来魚の問題では、ルアーフィッシング愛好家の有名なタレントなんかも絡んでいて、議論がいろいろかまびすしいようだ。
わたしも自然愛好家のはしくれだから、撲滅のために釣るのはけっこうだけど、楽しみのためにこれ以上外来魚を放流するのはやめてほしいと思っている。
外来魚はそのもともとの生息地に行けばいくらでも釣れる。
しかし日本古来のなつかしい魚たちは、ただでさえ数が少なくなっているんだぞ。

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