« ハンマースホイの2 | トップページ | レッドクリフ »

2008年11月23日 (日)

すりこみ

167

川のほとりのいつもの散歩コースには、常連のカルガモ以外に、この季節になるとマガモ、オナガガモなどがたくさんいる。
そんな川のほとりを散歩していたらカモたちが、わたしをめがけてわらわらと集まってきた。

はてね、いつからわたしは彼らの輝く明星になったんかねと不思議に思ったけど、考えてみたらこの日のわたしはコンビニで買い物をして、手に白いビニール袋を下げていた。
この川には夕方になるとカモたちに餌を与える篤志家のおじさん、おばさんが出没する。
おじさん、おばさんはいつもパン屑を入れた白い袋を下げてくる。
そういうわけで、カモたちは白い袋を下げた人間を発見すると、それ、またエサがもらえるぞーと集まってくるのである。
鳥には “すりこみ” という本能があるけど、わが家の近所のカモたちには白い袋がすりこまれちゃっているようである。

散歩コースで和服の模様にでもなりそうなきれいな紅葉を見た。
帰宅してざっと調べてみたけど、なんという木なのかわからない。
ナンキンハゼに似ているけど、実の色がちがうようだし。

| |

« ハンマースホイの2 | トップページ | レッドクリフ »

近所の野生たち」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: すりこみ:

« ハンマースホイの2 | トップページ | レッドクリフ »