お年玉
不景気でもなんでも情け容赦なく正月はやってくる。
年末に解雇、寮を出て行けといわれる非正規労働者の方々には残酷な話だ。
いったい誰がお年玉なんてものを考えついたのか。
こんなものは盆と師走ぐらいしか親元へ帰れなかった年季奉公時代の名残りじゃないのか。
いまどきのガキは年がら年じゅう親のスネをかじり、衣食住のお世話になっていながら、千円や2千円のお年玉じゃ満足しそうにない。
年末年始をどうやって過ごそうかと苦慮する大人にとって、お年玉は悪夢だ。
これがあるばかりに帰省もできない労働者もたくさんさんいるにちがいない。
わたしには子供がいないから、与えることはあっても与えられることはない。
お年玉をめぐる攻防では、わたしは最大の攻撃目標なんである。
このさい法律でお年玉の上限を決めてもらうわけにゃいかんものか。
小、中学生なんざ3千円で十分だ。高校生になってはじめて (ゆとりのある人のみ) 5千円までを認めることとする。
大学生にお年玉なんざ、とんでもない!
不労所得はゼッタイにいかんというルールを子供のころから知らしめて、社会のきびしい現実を体験させたほうが、日本の未来のためにぜったいにエエと思う。
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