超不景気
愛車がおかしくなったのでトヨタに放り込んできた。
年末の忙しいときになんたることだ (じっさいにはぜんぜん忙しくない、ヒマ!ヒマ!ヒマ!)。
徒歩で帰宅して、さて今夜は何をしようか。
呑みにでも行くかと考えたが、この不景気のさなか、わたしひとりが散財して景気昂揚のために努力しても、蟷螂がカマをふりまわすようなものだ。
こんなときはひたすら蟄居して、できるだけ金を使わないように生活防衛をすべきである。
ということで、買いおきの酒と作りおきの総菜と炊きおきのゴハンだけで夕飯をすませ、あとはひたすらパソコンでひまつぶし。
おおっと感心してしまう。
なんと、この日のエンゲル係数 (家計の食費が占める割合) はゼロである。
こうやって30日を過ごせれば、未曾有の不景気なんてちょろいもん。
と、いっしゅん考えたけど、カスミを食っちゃあ生きられないし、係数ゼロのしわ寄せは明日、あさってにかならずやってくる。
夕刊を読んでいたら、東尋坊まで自殺しに行ったもと派遣社員の方が、危機一髪でNPOに救われたなんて記事が出ていた。
他人ごとじゃないよ、オイオイってなところ。
夜、部屋の外へ出てみたら星がきらきら。
環境保護やエコ対策に最大の効果を発揮するのが、超不景気であることだけはよくわかりました。
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