似顔絵
不景気だからこの正月もあまり浪費しないようにと、金のかからないヒマつぶしを考える。
朝から風呂に入って本を読んでいるなんてのもいいけど、なんか小原庄助サンみたいである。
わたしの場合、つぶすような身上はないからいいけど。
で、ひさしぶりに絵でも描いてみるかと考えた。
わたしはむかし、マンガ家をこころざしたことがあって、そういう道具はまだいくらか残っているから元手はかからない。
ただし、ペンを置いてから十数年たつ。
腕のほうはだいぶナマっちゃっているだろう。
そういうわけで、とりあえず描いてみたのが、このブログでも時々紹介している熊本のKさんの似顔絵。
ま、似てるかどうかはKさんのブログを参照してもらうとして(本人の写真も出ています)
http://warazouri.cocolog-nifty.com/blog/
ひさしぶりにペンをとって思ったのは、描くのは手間ヒマかければそれほどむずかしくないけど、むずかしいのは当人に似せること。
この絵のもととなった写真では、Kさんはモナリザのようにひそやかな微笑みを浮かべているのだが、わたしの絵では描いたわたしの緊張を象徴するように、かたい表情になっている。
で、世間様には、Kさんはもうすこしやさしそうな人でありますとおことわりし、Kさん本人には、ひさしぶりに描いたのだからこの程度でガマンしてねと謝っとこ。
| 固定リンク | 0
« 擁護する | トップページ | アラビアのロレンス »
コメント
新年明けましておめでとう。
似顔絵ありがとう。イイ感じが出ていますよ。ベンチャーズの帽子なんかかぶていて、昔の僕を思い出します。
現在ではすっかり歯も抜けてもっとおじいちゃんの顔になてしまいました。
さすが昔の志が本当だったことがよくわかりました。
去年6月に東京から高森町に引っ越して、一番最初に描いたのが、李白さんの似顔絵でした。
当時のブログ
http://warazouri.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_e4e5.html
投稿: 田舎の絵描き | 2008年12月31日 (水) 22時58分