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2009年1月14日 (水)

チェチェンの女の子

新聞記事ばかりひろっているみたいだけど、今朝の新聞に載っていたチェチェンの最新報告に関心がある。
チェチェンというと、ついこのあいだまで独立をめぐって、大家のロシアと血で血を洗う独立闘争をしていた国である。
日本で見ていると、死者16万人などといわれてそうとうに乱暴な戦争だったように思えてしまうけど、その紛争を主題にした映画を見ていたら、ロシア人の母親が紛争地で捕虜になった息子に会うため、バスで出かけていくシーンがあった。
なんか現地では意外とのんびりした戦争だったのかなと思ってしまう。
そのチェチェンでは、現在は穏健派のなんとかいう大統領が、とりあえず独立は封印して、平和的な国家建設に務めているらしい。

新聞にはチェチェン国立大学の女子大生の写真が載っていた。
この国はいちおうイスラムの国なので、頭にスカーフをまいている。
イスラムの女の子が魅力的であることは、かって何度もシルクロードを旅したわたしもよく承知している。
中国の西域の女の子たちもスカーフをまいている子が多い。
顔をすっぽり覆ってしまうのは言語道断だが、スカーフを頭にまく程度なら、かえって女の子は魅力的にみえるものである。
であるのにこのチェチェンの女子大生は、スカーフの強制はイヤなんてほざいているらしい。モッタイナイ。

わたしが関心をもったのは女の子のスカーフではなく、血で血を洗う紛争中にくらべると、現在のチェチェンの女の子ははるかに開放感にあふれていることだ。
そこでつい独立闘争というものについて考えてしまう。
権力者が強圧的独裁者であったり、政府が腐敗汚職まみれといった場合はべつだけど、連邦の一員として認められているような状態なら、紛争と平和とどっちに価値があるだろう。

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