ティファニーで朝食を
ひさしぶりにのんびりの週末なので、たまっている映画を観ることにした。
「ティファニーで朝食を」。
オードリー・ヘプバーンのアレである。
原作がカポーティのアレである。
あまりおもしろいとはおもわなかった。
カポーティの本でおもしろいのは (わたしの場合) 「冷血」 と 「大いに語る=インタビュー」 だけらしい。
「ティファニーで朝食を」 もよくおぼえていないのだが、たしか破天荒な不良少女のヒロインをめぐる話だったと思う。
ストーリーはおぼえてなくても、ヒロインがかなり魅力的で、いわゆるオヤジ殺しみたいなタイプだったことだけはなんとか。
この役にふさわしい女優はいくらでも思いつくけど、いくらなんでもオードリーじゃあねえ。
いったいどうやったらニューヨークで、毎日衣装をとっかえるような豪華な生活ができるんだい。
しかし興行的には映画会社のおもわくのほうが正解だったようで、原作通りに映画化していたら、この映画はこれほどの名声を勝ち得たかどうか。
添付画像は、ソックリさんのフィリップ・S・ホフマンではなく、本物の、作家としての、思索者としてのカポーティ。
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