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2009年2月26日 (木)

かんぽの宿

「かんぽの宿」 でゴタゴタ。
わたしは旅行が好きだけど、金のない人間だから、安い宿の存在は切実な問題である。
わたしの所属する団体も共済組合が運営する安い保養所をもっていたのだけど、この不景気の荒波にあっという間に沈没、消滅してしまった。
ケシカラン。
こういう宿は利潤を追求すべきもんではないはずだ。
それより共済のリストラ、幹部の手当を削減しろと八当たりをする。

「かんぽの宿」 は利用したことがある。
たいていは大きくてきれいな建物で、それで値段は安い。
なかなか貧乏人にはありがたい宿だった。
しかしよく考えると、きれいで安いというのは、ひっくり返せば赤字体質ということである。
だから小泉クンはそれを売っぱらって、日本の赤字を減らそうとし、鳩山クンはその売り値が安すぎるといちゃもんをつける。
政治家のやることなんて、あとからアラを探そうと思えばいくらでもみつかるだろう。
どっちがけしからんという問題じゃなさそうだが、ふてぶてしい鳩山クンの微笑みからは、変人の小泉クンに対する反感みたいなものが感じられる。
本心はあかさないが、彼ももともとは誰かさんみたいに郵政民営化には反対の立場だったのだろう。

そのへんはさておいて、わたしは安い 「かんぽの宿」 にぜひ存続してほしい。
売却を白紙にもどしたら、そのあとはいったいどうなるのか。
現状のままでも合理化などで、きれいで安くて、かつ黒字は可能だという人もいないじゃないが、親方日の丸であるかぎりそれは無理なんじゃないか。
公務員改革は、歴代政治家のだれにもなしとげられず、小泉クンみたいなカリスマ総理にさえできなかったみたいに。
そういう点を踏まえた上で、わたしの言わんとすることは・・・・・・・

いいじゃねえか、赤字のまんまで。
安い料金で泊まらせてもらって、損失は郵政にじゃんじゃん補てんしてもらおうじゃねえか、というヤケッパチみたいなもんなんだけど。

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コメント

オリックスは郵政民営化によって自分が莫大な施設をもらいうけることを狙っていたのだ。これらはみな国民の血と汗の結晶であり、オリックスはこれらをもらうことで自分が三井や三菱のような財閥になりあがったのだ。表向きは「改革」の名目で実質はタダ同然の「払い下げ」によって国民の資産を強奪して国民の血肉をすすってきた凶悪犯はまさに強盗殺人鬼である。罪のない人々を虐殺しておきながら戦前から戦後にかけて平然と日本を食い殺してきたヤクザやダニを退治しなければならない!

投稿: 晶子 | 2009年2月27日 (金) 05時32分

晶子さんてオンナの人ですか。
絵に書いたように過激な発言ですね。
もうちっと冷静な文章を書かないと、誰にも読んでもらえまへんで。
ところでオリックスって何屋さんなの?

投稿: 酔いどれ李白 | 2009年2月27日 (金) 05時38分

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