« お知らせ | トップページ | 花たより »

2009年3月22日 (日)

春のしずく

189_2

昨日は好天気、今日は大荒れ。
女ごころと春の空ってやつである。

昨日、いつもの散歩道を散策していたら、ある木の枝の切り口からしずくがポタポタと落ちているのを見つけた。
天気がいいから雨に降られたわけではない。
このしずくは、木が吸い上げた地中の水分が、切られた木の枝の先からしたたり落ちているのである。

それにしたってしずくの落ちるテンポはかなり早い。
5秒にいちどのペースである。
水を吸い上げる木の勢いにあらためて感心してしまう。

英国BBCにはデビッド・アッテンボローという有名なディレクターがいて、この人は本職は科学者らしいけど、おどろくような自然ドキュメンタリーをたくさん制作している。
そうしたドキュメンタリーのひとつで、木が水を吸い上げる力を視覚的に表現するために、彼は消防車を持ち出してきた。
何十メートルもあるような樹木でも、てっぺんまで水を楽々と吸い上げるけど、人間が同じことをしようと思ったら、消防車の大型ポンプでも使わなければ不可能ということを証明するためである。

一見なにげなく見過ごしてしまうような冬木でも、その内部では生命がはげしく鼓動している。
わたしの散歩道でも春はいよいよ目前のようだ。

|

« お知らせ | トップページ | 花たより »

近所の野生たち」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春のしずく:

« お知らせ | トップページ | 花たより »