ナマズの出てきた日
昨日は早すぎる夏日。
トチノキの大きな葉が、強力な陽光をすかしたままさわさわと風にゆれる。
Tシャツと短パンの季節である。
わが家の近所にナマズが生息していることはわかっていたけど、去年は見たいと思ってもそうそうしょっちゅう出会えるものではなかった。
今年はナマズの当たり年なのか、散歩のたびに見てしまう。
買い物がてらぶらぶら出かけたら、コイにまじってゆったり泳ぐナマズに出会った。
しかも2匹いっしょである。
たまたま近くにいた男性に、あれはナマズですねと声をかけたら、フライにすると美味いですよという返事をされた。
あらためて人間は魚類の天敵、それも弱肉強食の頂点にたつ存在であることを思い知る。
そういえば、去年は同じ場所にいすわっていたスッポン大王を、今年はまだいちども見ない。
わたしの知らないあいだにスープにされてしまったのではないか。
ちと心配である。
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