モリアオガエル
今朝の新聞のむさしの版に、小さな記事で、八王子のほうでモリアオガエルが産卵という記事が載っていた。
なるほどねとつぶやきつつ、村野四郎というあまり有名ではない詩人の一句を思い出した。
梢 (うれ) に啼く蛙も多磨のかたほとり
ウグイスじゃあるまいし、木のこずえでカエルが鳴くかと疑問に思っていたけど、これはモリアオガエルのことではないか。
モリアオガエルは木のこずえにアワのような卵を産みつける。
かえった卵はオタマジャクシになって、下にある池や田んぼへ落っこちる。
池や田んぼではイモリが待ち構えていて、棚からぼたもちのオタマジャクジをばくばく食べる、と、これはむかし観た記録映画の 1シーンだけど、モリアオガエルならこずえで鳴いてもおかしくない。
そこまで合理的に考える必要があるかどうかわからないが、村野四郎は府中の出身だから、むかしはわが家の近くにもモリアオガエルがたくさんいたのではないか。
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