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2009年6月 3日 (水)

ポール・ムニ

Pm009

BSで放映された 「ゾラの生涯」 という映画に、ポール・ムニ (Paul Muni) という米国の俳優が出演していた。
わたしはこの役者さんのことをほとんど知らないけど、ま、それも当然。なにしろわたしが生まれる前に活躍していた人なのだ。
ただ、彼が主演したハワード・ホークス監督の 「暗黒街の顔役」 という映画が、ギャング映画の歴史に残る傑作だというので、ビデオで観たことがある。
この映画は戦前の映画だけど、ムニのギャングぶりがあまりにド迫力で、2番手にすぎなかったジョージ・ラフトという役者まで伝説にしてしまったほどだそうな。
でもわたしの観た感じでは、暴力があふれる現代では、語り草になるほど派手な映画とは思えなかった。
暴力描写ではずっとあとの 「ボニーとクライド (俺たちに明日はない)」 なんかのほうがすさまじい。

添付した写真はこの映画の中のポール・ムニだけど、こんな格好を見せつけられると、私生活でも名うてのプレイボーイだったのではないかと思ってしまう。
しかしこの映画のあと、上記の 「ゾラの生涯」 や、ちょっとエキゾチックな顔立ちを買われて、中国人に扮し、「大地」 なんていう文芸作品に出演しているところをみると、きわめてまじめな演技派の役者さんだったようである。
ギャングから文豪というのもめずらしい役まわりだけど、録画しただけでまだちらりとしか観てないから、「ゾラの生涯」 についての論評はなし。

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