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2009年6月18日 (木)

モグラ

218

散歩道でモグラの死骸を発見。
でもわたしは芥川龍之介じゃないから、それで不安を感じることはない。
唐突に芥川龍之介が出てきた理由は、彼の 「歯車」 という小説を読めばわかる。

この小説は35歳で自殺したこの作家の遺稿ともいえるものであり、病んだ精神を克明に描写したものとして有名である。
みんながオレを狙っているという脅迫観念におそわれて、包丁をふりまわしたりする異常者がよくいるけど、その精神状態はこんなものかなと思わせる小説だ。
読んでみたいけど本を買う金を払いたくないという人は、ネット上の青空文庫という手がある。
http://www.aozora.gr.jp/

芥川龍之介もとっくに著作権が切れているし、彼の息子はそれなり社会的に地位のある人だったから、いまさら親父の印税なんかアテにしてはいないだろう。

散歩道でカルガモの親子はどうなったかなと注意してみたが、前日に7羽いたヒナがもう6羽になっていた。
ネコ? ヘビ? カラス? もしかするとウシガエルか、ナマズかもしれない。
ヒナを狙う捕食者はこのあたりだって多いのだ。
この親子の未来のほうがよっぽど不安を感じてしまう。

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