煩悶
地道に生きているわたしじゃありますけど、たまには飲んで騒いで、いい気持ちで部屋にもどることもある。
ベッドに倒れ伏して、ひと眠りのあとに目をさますと、まだ夜明けには間があった。
頭がくらくら。 と、中原中也か、熊本のKさんのごとき苦い述懐。
いくら若い娘の裸体にあこがれてはみても
考えてみたら・・・・・
わたしの列車は遠くに去ったあとだった。
わたしの列車は遠くに去ったあとだった。
作家の永井荷風も、わびしいひとり住まいの屋根の下で、知性と性欲をもてあまし、こんなぼやきを発していたんじゃあるまいか。
※中原中也については、7月31日のこのブログ記事を参照のこと。
熊本のKさんは、このブログにときどき登場する酒乱ぎみの芸術家さんのこと。
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