変人政治家
NHKの朝の番組で、自民党の総裁候補3人が討論しているのを観た。
3人の中でめだったのは河野クンで、他の谷垣クン、西村クンの2人がどっちかというと伝統的、保守的な自民党の政治家という感じなのに対し、この人はひょっとすると小泉クンの後継者に足る変人政治家かもしれないと思ってしまった。
変人政治家というのは誉め言葉である。
伝統的、保守的な自民党というと、どうしても不埒なというイメージで、それを打ち破るのが変人というものである。
つぎの選挙では、なにか大きなポイントを上げる突発要素でもないかぎり、国民の健全なバランス感覚が働いて、今度は民主党が苦戦するかもしれない。
かりに自民党が勝利した場合、ザマみろ、やっぱりオレたちのやり方のほうが正しかったんだということで、ふたたび官僚政治、企業との癒着などが復活してしまうおそれがある。
そういうときに、昔のままの自民党じゃだめだという変人政治家の存在は貴重なものなのである。
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