ヘビたちのその後
今年は初夏のころまでは散歩道でヘビをよく見かけた。
ほとんど散歩のたびに見かけるので、これじゃ蛍の里ならぬヘビの里になっちまうなと思っていたくらい。
ところが7月中旬を境にして、それ以来ぱたっと見なくなった。
ここ数日、天気のいい日は、わざわざヘビのいそうなところを重点的に観察に行くんだけど、もう2カ月ちかくいちどもヘビを見たことがない。
いったいどうしたのか。
まだ冬眠には早いし、ヘビの集団移住ってことも考えにくい。
彼らの世界にも新型インフルエンザが流行って、あたり一帯のヘビが死滅したなんてことがあるんだろうか。
合理的な原因を無理にこねりあげると、初夏のころまでは彼らの活動がわりあい活発で、それ以降は夜行性にもどるんじゃないかってことだけど、ものの本によるとシマヘビってのは昼行性と書かれたものもある。
どうもよくわからない。
そういうわけでヘビの近影がぜんぜんないので、キクイモと、茂みのおくにこっそり咲くヒガンバナの花でお茶をにごしておく。
政権交代で先行き鮮明ではないこんな世の中で、ヘビの心配なんかしていてどうするんだという声もあるかもしんないけど、前項でおわかりのように、わたしゃそっちのほうもちゃんと心配しております。
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