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2009年9月28日 (月)

空気人形

立川の昭和記念公園でコスモス祭りをしているというので、ついでに映画でも観るつもりでぶらぶらと出かけてみた。
まず映画館にいき、時間を確認してみたら、つぎの回の上映開始まで1時間半もある。
ちょうどいいや、そのあいだにコスモスを見てこようと、とりあえず映画のチケットだけ買っておいて、公園に行ってみた。
公園に着いて遠くを眺め渡してみたが、コスモスらしきものはぜんぜん見えない。公園の中にある有料ゲートを入ってもまだ見えない。
案内板を見たら、コスモスはこのゲートよりさらに2キロも奥のほうだそうだ。
あらためて昭和記念公園の広さにおどろいたけど、それはともかく、2キロも往復していたら映画の開始に間に合わない。
とうとうコスモスはあきらめて、この日は映画を観るだけにした。したがってこのブログを飾るはずだったコスモスの写真はなし。

M006

映画は「空気人形」である。
映画の宣伝によると、これはダッチワイフ (現代ではラブドールというそうだ) のことで、その人形が人間のこころを持ち、本物の人間に変身する話だそうだ。すごくイヤラシイ映画のようなので、男のわたしとしてはぜひ観たかった映画である・・・・・・・

結論を先にいうと、最近映画館で観た映画としては期待にそぐわぬイヤラシサ。
主演しているのは韓国の女優さんらしいけど、目がぱっちりのスリムな体型で、まあ、お人形さんにはぴったりなんだけど、新進のアイドル・タレントに演じられるような役ではないから、あちらのアダルト女優なのかもしれない。
そう思って調べてみたら、そんなことはなくて、けっこう実力派、ヤル気まんまんの筋金入り女優さんらしかった。
日本にはこういう勇敢な女優さんが不足しているってことかしら。そういえば、とても広末涼子に演じられる役じゃないな。

アイディアはおもしろいし、女優さんもわるくなかったけど、映画そのものは早送りで(いやらしいところだけは常スピードで)観たくなる映画だった。
ラスト・クレジットを眺めていたら、映画の原作は業田良家のマンガということがわかったから、ほんとうならこれだけでも注目に値する映画のはずだけどねえ。

ところで添付した写真はネットでみつけたものだけど、これって人形なんだろうねえ。
もしかすると生身の人間かもしれないし、わからなくて悩んでいます。

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