目からウロコ
夕刊に池上彰さんが「新聞ななめ読み」というコラムを持っていて、今日のそれでは目からウロコの可処分所得という記事。
じつはわたしも9月23日の自分のブログで取り上げたことがあるんだけど、新政権が温室効果ガスの25パーセント削減をすると、日本の家庭1軒について年間36万円の負担増になるっていうアレ。
新政権の安請け負いが心配になって、つい書いてしまったんだけど、あの数字にはじつはカラクリがあるってことはよくいわれていた。
ただそのへんの理屈が、政治家でもないわたしにとってそんなに深く追求するもんでもなかったから、ばくぜんとしか理解していなかったんだけど、彰さんの記事をあらためて読んでみてよくわかった。
25パーセントの負担増になるという試算は、日本のGDPが毎年一定の数値で成長していった場合という条件つきなので、負担が増える一方で所得も増えると考えなければいけないのに、所得が増えるほうは無視した試算なんだそうだ。
うーむ、ケシカランと、わたしも目からウロコ。
こんなことを書いても、だから鳩山クンの肩を持つっていうわけじゃないけど、わたし自身がいいかげんな試算を信用していたことがあるので、おわびのしるしに書いておく。
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