餅つき
この週末は知り合いから餅つきに誘われてきた。
知り合いというのはご亭主を失くした未亡人で、他人を歓待するのが大好きという人である。
そんな主催者の威光をしたって、集まったのは往年の青年男女が10数名。
なんでもかっては日本各地の山を登りまくった山仲間だそうだけど、残念なことに現役という人はあまりいない。
おかげでまだ “若者” のわたしがいちばん杵 (キネ) をにぎらされるはめになってしまった。
でもまあ、最近メタボ傾向のわたしにはいい運動になったといえるかも。
いちばん上の写真は、餅つきを始めるまえに、臼にお神酒を捧げようとしているところ。
2番目は餅つきの前段として、モチゴメを杵でこねくりまわしているところ。
餅つきのあとは宴会である。
未亡人とその娘さんらによる手作りの料理が、テーブルせましとならぶ。
もちろん酒も、ビール、日本酒、洋酒、焼酎と、酒豪の未亡人の嗜好を反映して、いろんなものが大量にならんだ。
はじらいなんてものをとっくに消失した世代がほとんどだから、愉快でにぎやかな会話が乱れ飛ぶ。
場の雰囲気につられて、ついわたしも呑みすぎた。
しかしわたしは酒に強いのである。
酩酊して記憶喪失なんてことはまずないのだ。
だから帰りに府中駅で、ホームへのエスカレーターに足をとられ、階段をころころと転げ落ちたなんてこともちゃんとおぼえているのである。
| 固定リンク | 0
コメント