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2009年12月 3日 (木)

猿まね

録画しておいた「坂の上の雲」をときどき、(通して観るほど時間がないもんで) ちらりちらりと観てるんだけどね。
NHKの大河ドラマそのもので、ま、カメラワークなんかには見るべきところもあるけれど、おおむね優等生が作ったようなつまらない映画だ。
もっとも最近は映画界全体から、高度なユーモア、寓意、詩情なんてものがほとんど絶滅したようだから、そんなものを要求するほうが変人か。
そ、わたしゃ変人なんだよねえ。

このドラマの中に、当時の、つまり明治時代の日本が、西洋人から猿とあだ名されていたことが出てくる。
ヨーロッパをまねて自立しようとする姿勢が、西洋から笑止な猿まねと思われていたということである。
そのころの日本の努力にわたしぐらい敬意を表する人間はあまりいないつもりだけど、またそれとは関係のない、つまらないことを考える。

現在の日本ではそうした屈辱的な過去があったことをケロリと忘れて、先進国の仲間入りをしようとする他国を、コピー文化大国だなんてバカにする手合いが多いことである。
こんなことを書くと、また中国ギライのあいだでの評判が悪くなっちまうけど、わたしは現在の中国を、ちょうど明治維新の日本になぞらえて注目しているのである。

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