渇いた太陽
テレビでリチャード・ブルックスの 「渇いた太陽」 って映画をやっている。
例によってメシを食ったりほかの用事をしながらちらりちらりと観ているので、さっぱりストーリーがわからないけど、いちばんカッコよかったころのポール・ニューマンがワルの役のようで、映画カメラの前で艶然とほほえむ (劇中劇である) きれいな女優さんが、カメラが停まったとたんに不機嫌な顔になるところなど、なかなかおもしろい映画のようである。
わたしはリチャード・ブルックスという監督も好きである。
この監督は 「プロフェッショナル」 や 「ロード・ジム」 のような、一味ちがった娯楽大作も作っているけど、本来は 「熱いトタン屋根の猫」 や 「暴力教室」、「エルマー・ガントリー」、「冷血」 などの骨太な社会派の映画で知られた人である。
いつものぼやきになっちまうけど、アメリカがまだ良心を持っていた時代の監督のひとりなんだよな。
そんな時間があるかどうかわからんけど、録画しといてあとでゆっくり観ようと思ったが、考えてみたら、この映画は以前にも録画してDVDに焼いたものがどこかにあるはずで、それさえじっくり観ているヒマがないんだよねえ。
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