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2010年1月18日 (月)

HIGH TIDE AND GREEN GRASS

街へ出たついでにレコード屋に寄って、発作的にストーンズ (最近の若者にはローリング・ストーンズと書かないとわからないかも) のCDを買ってしまった。
「HIGH TIDE AND GREEN GRASS」 というやつで、彼らの初期のベストアルバムであり、アナログ・レコードの時代にわたしが買ったレコードとしては、もっとも最初のころのものの1枚。
「サティスファクション」 や 「ハート・オブ・ストーン」、「19回目の神経衰弱」 などの名曲がいまでもわたしをしびれさせる。

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このレコード (CD) ジャケットには、ロンドン乞食と揶揄されていころのメンバーの写真があしらわれているんだけど、やがてプールで事故死するブライアン・ジョーンズがいちばん目立つ位置にいる。
彼が死んだことについて、グループのリーダーをめぐる確執から暗殺されたなんてうわさもあったみたいだけど、たかがロック・グループのトップの地位が欲しいばかりに殺しをやる人間はいないだろうから、これは有名人につきもののたんなるウワサであると思われる。

わたしはブライアンに特別な親近感を感じているわけじゃないけど、このジャケット写真のブライアンの、強烈にふてぶてしい顔が好きである。
彼に比べると、その後悪党づらになるキース・リチャードも、まだまだおとなしい好青年に見えるくらいだ。

わたしの青春に重ねあわせられる貴重なアルバムなので、自宅へ帰ってさっそく聴いてみて、アレッと思った。
曲の配列が違うし、アナログレコードにはあったのに、このCDには入ってない曲がいくつかある。
おいおいおいと、レコード会社にぼやきを入れたくなってしまう。
勝手に中味を変えるなよ。
こちとら、せっかく青春の思い出に陶酔してるっつうのに。
それともこのCD、香港あたりのコピーCDだったのかしら。

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