EV
CAR GRAPHIC (しにせの車雑誌) を読む機会があった。
電気自動車 (EV) がノンストップで570キロ走ったそうだ。
それも実験用に特殊化した車ではなく、ボディはそのへんを走っているふつうの軽自動車である。
EVは最近話題になっているけど、走行距離の短いのが欠点だと思っていた。
ところがこの記事の中では、伴走したガソリン車のほうが先にガス欠になってしまったそうである。
おやおやと思ってしまう。
トヨタの繁栄も風前のともし火か。
いや、トヨタやホンダだってもちろんEVの研究はしてるんだろうけど、こうした電気自動車の進化は、現在の業界の勢力図をあっという間に塗り替える可能性がある。
ということは新聞やテレビのニュースをよく見ていれば誰にでもわかることである。
だからここでわたしが経済評論家みたいなゴタクを述べなくてもいいんだけど、つい想像をふくらませたくなってしまう。
これからは家電製品メーカーの作る車が一世を風靡するかもしれない。
ソニーGTRとかパナソニック・クーペとか。
騒音を出さないゴースト・カーばかりだから、EVによるレースというのはどんな風景になるのだろう。
F1レースなんかでは給油の速さが勝敗を分けるけど、それがコンセントの抜き差しの勝負になるわけか。
いや、電気なら走行したまま人工衛星からエネルギー補給なんてこともできるかもしれない。
それが太陽エネルギーを電気に変換したものなら、これエコの本命。
将来のレースカーはアンテナとソーラー・パネルのかたまりだな。
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