トルコ/ベリーダンス
トルコにおける3日目のホテルは、世界遺産の石灰棚で知られるパムッカレのサーマル・コロッセアというところ。
ホテルの近くに小さな村があって、夜だというのに明かりがこうこうとしていて、欧米人の観光客などが屋台のあいだを歩きまわっていた。
時間があればわたしも出かけたかったけど、到着したのが夜の8時で、しかもわたしにはほかにやることがあった。
やることというのは、このホテルではベリーダンスが無料で観られるというので、いそいそと出かけてみたのである。
ダンスはホテル内のクラブで行われ、席料として、じっさいにはドリンク料をとられる。
タダで観ようと思ったらクラブの外で立ち見するしかない(立ち見する人も多い)。
わたしはビールを注文してテーブルにすわった。
日本人の中にはベリーダンスをストリップみたいなものだろうと考えている向きもいそうだけど、欧米人は健全なショーと割り切っているようで、アベックや家族連れで来ている客も多かった。
出てきたダンサーは、ぜんぜんわたしの好みじゃないので、顔写真は紹介しない。
いちばん前に並んで見物しているのは極東系アジア人ばかりである。
そのうちダンサーが、男性ばかりを御指名でステージに引っ張り出してしまった。
あいにくその中にわたしもいた。
こんなことなら少しはベリーダンスを習っておくのだった。
男たちに代わって、つぎに若い娘たちがステージに引っ張り出された。
大リーグの野球中継なんかを見ていると、よく観客席でお尻をくねらせて踊っている娘たちがいるけど、欧米人の女の子たちはこういう点は本職はだしだ。
この晩のベリーダンスでは、本職のダンサーより客の女の子たちの踊りのほうがえかった。
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