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2010年2月18日 (木)

トルコ/ナチュラリスト

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もてない男にホストがもてる方法を教えますだって。
ホステスならともかく、ホストなんざに教わりたくないね、ワタシゃもてるほうだ。
興味のあるお方は連絡してみたら? 自己責任で。

エフェスの遺跡見学を終えるころ、3個用意していたカメラのバッテリーがすべて上がってしまった。
前夜にもホテルで大急ぎで充電したつもりだったけど、3個のうちの2個はかなり古いものなので、そろそろへばっているらしい。
そういうわけでエフェスのあと見学したアルテミスの神殿と聖母マリアの家は、ぜんぜん写真がない。
※添付した写真はエフェス近郊にあるアヤツルクの古城。
今回のツアーではまったく無視で、映画のセットかと思った。

エフェス一帯はアルテミス信仰が盛んな土地だったそうである。
しかし彼女の神殿の遺跡には円柱が1本立っているだけだった。
柱のてっぺんにはコウノトリが勝手に巣を作っていたので、カメラが使えないわたしは双眼鏡を持ち出してそれを観察してみた。
コウノトリは、西洋では赤ちゃんを運んでくるといわれている鳥で、日本ではすでに絶滅した鳥だから、動物園以外の場所で見られることはあまりないようだ。
双眼鏡で観察したら親鳥のお尻しか見えなかったけど、自然愛好家にはいろんな楽しみがあるものである。

このブログを読んでいる人の中に、キリストのお母さんの亡くなった場所を知っている人がどれだけいるだろう。
息子のほうの亡くなった場所や死亡のいきさつはチョー有名だけど、マリアさんの終焉の地は、じつはエフェスの近郊にありましたと聞いておどろいた。
これはまあ、源義経や弘法大師の伝説みたいなもんだろうと、へそ曲がりの自分に言い聞かせる。

ただイスラムの国のトルコに異教徒の記念物があることに感心した。
これもトルコが大人の国であることの証明じゃなかろうか。
聖母マリアの家には欧米からキリスト教徒の参拝者も訪れるそうである。
これまでの行程ではめずらしく、マリアの家は針葉樹の森の中にあり、多くの野鳥やリスまでいる。
素人ナチュラリストとしては、そっちのほうがおもしろい。

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