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消費税増税について、民主党と自民党の2大政党がガチンコ勝負。
選挙のまえに増税に触れるのはマズイってんで、これまではどの政党もこれに触れずにきたことを思えば、すこしは日本の政治も正直になったかなっていうのがわたしの反応。
少数政党のほとんどはゼッタイ反対だけど、これは政権を担当してないからいえる無責任発言で、あります。
目下のところ、増税した分は社会保障の分野にまわすというのが2大政党の言い分。
社会保障を高福祉と解釈すれば、すぐに引き合いに出されるのがスウェーデンという国。
でも、いい国だ、うらやましい国だというだけじゃ言葉が足りない。
だいたい国家を運営するのにそんなうまい方法があるわけじゃない。
出ていくモノは税金でまかなうしかないはずなのに、なんでスウェーデンばかりが福祉を充実させられるの? と疑問を持たなくちゃ。
今朝の朝日新聞におまけでついてきたGLOOBEという誌面、これにそのへんの事情が解説してあった。
福祉が充実しているかわり、税金も高いということは誰でも知っている。
でも、それだけじゃない。
そこはそれ、たとえば税金を完璧に徴収するためのいろいろなシステムがあることなどがわかった。
問題はそれが日本人には、根本から考えを変えないかぎり容易には受け入れがたいものであることだ。
やっぱり日本には日本のやり方がある。
スウェーデンの真似はすぐにはできそうもない。
とあれ、新聞記事の中にはいろいろ考えさせられるものもある。
こればかりはまだネット・ニュースのおよぶところじゃない。
世間の人のなかには 「赤旗」 しか読まないという人もいる。
しかし赤旗は政党の機関紙である。
どうしても考えが、その政党にいいように偏向させられてしまう。
やっぱり一般紙も読まないと公平客観的な考えはできないものだ。
赤旗を読むなら、それに最低でももうひとつ、どこかの一般紙をあわせて読むことである。逆もまた真ではないから、一般紙を読んでいる人に赤旗を読むべしとはいわないけど。
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