ヤマモモ
お相撲さんが野球賭博の問題はだんだん大きくなってきた。
わたしもこのブログでふれたことがあるけど、先日の朝日新聞にこの問題について3人の識者の意見が載っていた。
このうちでは天野祐吉さんの意見がいちばんわたしの意見に近かった。
ようするにお相撲さんというのは、せまい世界に隔離された特殊な生きものである。
自分たちのつぎこんだお金が暴力団の資金源になるなんてぜんぜん考えず、むじゃきにバクチに取り組んでいたんだろう。
そんな関取りを育てたほうにも責任がある、みたいな意見だった。
琴光喜がクビだってのはちょっと可哀そう。
そんならこれまで角界の不祥事に、つねにもみ消しを計り、結果的に世間知らずのお相撲さんに、オレたちはなにをしたっていいんだなんて認識を植えつけた指導部こそ処分がふさわしい。
だいたいこの事件のきっかけは、角界の内紛だったってうわさもある。
気にくわないグループを蹴落とそうとしたら、火の粉が大火事になっちゃったっていうことじゃないのか。
仲間うちだけでなんでも始末しようとする。
仲間うちからはずれる人間は許さない。
典型的な体育会のなれあい主義、排他主義だ。
だから体育会系はキライなんだよな。
写真はヤマモモ。
うちの近所じゃ散歩道にいろんな果物が実るけど、いまはビワとヤマモモがシーズン。
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