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2010年7月16日 (金)

ジャッキー・チェン

いやあ、すごいもんだねえ。
なにがって? ジャッキー・チェンの映画。
わたしみたいな高尚な芸術映画指向の人間が観る映画じゃないってんで、これまで金を払ってまで観る気がしなかったんだけど、ここんところBSが彼の映画を立て続けに放映してるんで、せっかくだからと録画してみた・・・・・・・

こりゃすごい。おもちろい。
とにかくアクションが人間わざじゃない。
映画だからもちろん痛くないようにいろいろ仕掛けや計算をしてんだろうけど、三階建てのビルから落ちたらやっぱり痛いだろうねえ。
最初はコンピューター・グラフィックかと思ったけど、80年代の香港映画じゃCGは使わないだろう (90年代になるとジャッキーの作品でもCGが使われているみたいだけど)。
生身の人間がやっているとしたら、こりゃサーカスだよ。 プロレスや格闘技以上の迫力だな。
はらはらどきどきっていう映画は、チャップリンやキートンの時代から米国にもあったけど、ジャッキーの映画はそんな米国人のどぎもを抜いたんじゃあるまいか。

どぎもを抜かれたのはわたしもいっしょ。
スカッと気分爽快だなんて感心しながら観ているけど、これってもしかすると、テレビゲームで格闘技にはまっちゃっているアブない若者といっしょかねえ。

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