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2010年7月 5日 (月)

コりない人たち

EUをひっかきまわしているギリシャだけど、政府が緊縮財政をすすめようとしたら、数が多すぎてこの国の赤字財政の元凶になっている国家公務員が、火炎瓶を投げてまでして抵抗しているという。
コりない人たちである。

ひるがえって日本をながめると、管クンが消費税増税を持ち出しただけで、今朝の新聞でも民主党の支持率がガタ落ちだ。
日本人の民意はこの程度なのかとがっかりしてしまう。
けっして民主党の肩をもつわけじゃないけど、ようやく世間の反発をおそれずに言いたいことを言う総理が出てきたかと、わたしはこの問題については管クンを支持していた。
鳩山クンが追い込まれたのは、出来もしないことを選挙目当てにぶち上げすぎたからじゃないのか。
出来ないことはできない。 上げなくちゃいけないものは上げる。
選挙の結果をおそれずに、こうどうどうと宣言するのはわるいことではない。

ところが民主党の中からさえ、国民新党やかっての闇の総裁の小沢クンなどから増税反対論が続出で、これが野党にとってかっこうの攻撃材料になってしまった。
亀井クンも小沢クンも選挙のベテランだ。 選挙で不利になることはぜったいに封印しとけってなモンだろう。
そんなに支持率が大事かい、支持率のためならウソもごまかしもありでいいのかい。
と、わたしが怒り狂っても仕方がない。
目先の損得だけにこだわって、増税にじつにすなおに反応してしまう国民のほうに問題ありだ。
こういう国民にわからせるためには、ほんとうに財政がギリシャなみに破たんするしかないんじゃないか。

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