アエロフロートの機内誌
ロシアに里帰りしていた金髪クンが、アエロフロートの機内誌を見せてくれた。
飛行機の座席のうしろに置いてある、化粧品やアクセサリー、自動車の広告などが満載されたフルカラーのグラビア雑誌である。
ロシアの雑誌でも内容は他の国のものとかわらないくらい立派で、なにかの参考にはゼッタイならないと思うけど、いちおう目を通してみた。
ロシアの飛行機だからもちろんほとんどロシア語で、なにが書いてあるのかさっぱりわからない。
表紙は、これはスペインのフラメンコ・ダンサーが、なにかのお祭りで踊っている写真。
特集記事はわたしが 1月に行ってきたばかりのトルコのカッパドキア。
こういうのは写真を見ればわかるのである。
あるページに 「もののけ姫」 の小さな写真が出ていたけど、ほめているのかけなしているのかわからない。
ま、たぶんほめているんだと思う。
モスクワとサンクトペテルブルクの観光案内ページもあって、詳細な両都市の地図も載っていた。
ロシアを旅したいわたしは興味があるけど、説明はひとつもわからない。
化粧品や酒の広告は、製品にその品物の英語名が入っているからわかる。
自動車の広告も車を見ればどのメーカーのものかわかる。
車の広告は多いけど、BMW、VOLVO、VW、シトロエン、プジョーなど欧米系のものがほとんどで、ワーゲンやオペルは広告ではなく試乗記になっていた。
ただ欧米メーカーの広告は多いのに、日本のメーカーでは化粧品も車もパソコンも出ていないのが気になった。
日本の車はロシアで人気があるらしいけど、それは極東だけの話なのか。
極東では韓国ががんばっているみたいで、サムスンやKIAという耳なれない車メーカーの広告が載っていた。
はっきり日本の商品とわかるのはCASIOのデジカメぐらいである。
どうせロシア人には日本製品は高くて買えないだろうというおごりがあるんではないか。
ま、わたしにはどうでもいいことなのでこれ以上追及しないけど。
最後のほうに、なぜか英語のページが10ページばかりあって、これはわたしみたいにロシア語さっぱりという乗客に読んでもらおうってことらしい。
ここにロシア出身としては初めてのF 1ドライバーの記事が出ていた。
わかるのはそこまでである。
文章をみんな日本語に訳していられるほど、わたしゃヒマじゃないもんで。
※添付した画像は広告のひとつ。
靴とアクセサリーのメーカーらしいけど、下着も扱ってんのかしら。
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コメント
こんにちは。
アエロフロート。もっとも就職に興味のある会社です。モスクワには結構日本の車が溢れ、自分の友人の車の3台中2台が三菱、1台がトヨタでした。確かに韓国車も多いのは事実です。
あと、4月26日の日記、"Drive for Vero"を同じく、気に入りました。笑
1月・・。モスクワ経由イスタンブール行のアエロフロート機ですね?
同じ月、自分もモスクワ行きとプラハ行で使いました。
アエロフロートの公式サイトでエンターテインメントページを中心に調べていたらВодитель для Веры(Driver for Vera)が正式名のウクライナ映画だということが分りました。
youtubeにて Driver for Vera と検索してみてください。上のほうにpart1や1/11と、数分割かにして視聴できるようになっています。
英語版ウィキペディアに詳細が載っています。
投稿: | 2010年7月10日 (土) 14時16分
わたしのブログはあまり宣伝をしてないもので、身内と親戚と知り合いしか読んでないと思っていたんですが、天網恢恢疎にしてもらさず。ちゃんと見ている人もいたんですね。
どうもありがとうございます。
エアロフロートの正式日本名はアエロフロートということもわかりました。うかつでした。さっそく訂正させていただきました。
アエロフロートの機内で上映されていた映画のDriver for VeroもVeraが正解なのですね。
こっちのほうは、わたしのそろそろくたびれてきた目のほうに責任がありそうです。これじゃ検索しても見つからないはずだ。
投稿: 酔いどれ李白 | 2010年7月10日 (土) 21時04分
実は僕自身もdrive for veroだとずっと思っていたのです。笑
その名前を検索して探しており、偶然大沢村便り様にたどり着き、それ以来読ませていただいている、ということです。
もしよろしければ
載せていいのかは分りませんが、
http://www.veoh.com/browse/videos/category/drama/watch/v19199330J7b7Fyj9
ここで環境によっては、英語字幕ではありますが、本映画を視聴できます。
それでは、今後もご活躍を期待しております!
投稿: | 2010年7月15日 (木) 02時42分
実は僕自身もdrive for veroだとずっと思っていたのです。笑
その名前を検索して探しており、偶然大沢村便り様にたどり着き、それ以来読ませていただいている、ということです。
もしよろしければ
載せていいのかは分りませんが、
http://www.veoh.com/browse/videos/category/drama/watch/v19199330J7b7Fyj9
ここで環境によっては、英語字幕ではありますが、本映画を視聴できます。
それでは、今後もご活躍を期待しております!
投稿: ussr | 2010年7月15日 (木) 02時42分