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2010年8月27日 (金)

初公開のなんとか

今朝の新聞の1面に 「死刑場を初公開」 って記事。
そんなもん見せてどうしようってのか。
死刑制度反対論者の千葉景子法相の胆いりで公開されたらしいから、死刑場を公開することによって、読者の心胆を寒からしめ、死刑の残酷さ、非人間的な行為ナンダってことを周知させようってのか。
しかし、人間がぶら下がっているならともかく、絞め縄さえ下がっていない状態でそんなもの見せられたって、なにか感じろっていうほうがムリだ。
新聞の写真で見たかぎりじゃ、死刑場ってのはつぶれたデパートのがらんとしたショーウインドみたいじゃないか。
そりゃアンタの想像力の欠如だといわれるかもしれないけど、わたし、死刑囚に殺された被害者の恐怖や苦しみなんかは、人一倍想像できてしまうタイプ。
八王子のスーパーで射殺された女子高生の無念さなんか、いまでも想像するだけで血がたぎるくらいだ。
人間の尊厳を信じるアナタには申し訳ないけど、口蹄疫で処理されたウシやブタの累々たるしかばねを見せるほうが、ナンボか社会的意義があるんじゃないかね。

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