ガマンの一手
ひさしぶりに政治ネタ。
参院選挙のまえと後で、菅クンの姿勢が変わったとか、何をやりたいのかわからないなんて意見があるけど、わたしはそう思わない。
新聞によるともと首相の鳩山クンまで乗りだしてきて、党内融和、挙党一致を訴えたらしいけど、彼はそんな友愛ボケした考えを一蹴した。
代表選後も闇の帝王・小沢クンをはずすという決意を固めたようにみえる。
ま、これはわるいことではない。
民主主義に反するかもしれないけど、わたしはみんながまとまってうまくコトを運ぼうなんて考えがきらいである。
そんなことをすれば、アッチの顔を立て、コッチの意見を聞き、けっきょくなにもかも八方美人の妥協の産物しか生まれない。
これはこれまでの日本の政治そのもので、思い切った変革などできるはずがない。
ひとりのリーダーが思い切った政策を推し進めるという政治を、新しい政権党がいちどやってみたらどうか。
たぶん菅クンは代表選まではガマンの一手。
ここは波風を立てず、地位が固まりさえすれば、また思い切った政策を推し進めようと考えているにちがいない。
ビックリ箱を開けるみたいに、ちょっとコワイところもあるけど、何が出てくるか楽しみでもあるという複雑な心境で、わたしは菅クンが代表選後になにをやろうとしているのか注目しているところだ。
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コメント
同感です。九州地方の「わらぞうり」さんも昔から応援していましたが、ワタクシも正式なサポーターなので選挙権があるんですよ・・・羨ましいでしょ?
投稿: yakan | 2010年8月27日 (金) 02時42分