ヤブ蚊
庭の竹がかたむくほどよく伸びて、日照をさえぎる。
夏のあいだは日かげもいいけど、秋めいてくるとどうにも目ざわり。
で、階下の金髪クンをさそって、とくに目ざわりな何本かをノコギリで切り倒すことにした。
竹を切るのは簡単で、腕力も知力もまったく不必要。
たちまち4、5本を切り倒したまではいいが、なにやら短パンのむこうずねに黒いものが点々と。
ヤブ蚊である。
蚊はO型の血が好きなんだそうだ。
そういわれてみると、わたしはO型で、蚊はわたしにばかりたかりたがる。
おんどりゃ。
いちどはしまいこんだブタの蚊やり器をひっぱり出して、いま部屋をいぶしているところだ。
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