山歩き
山に行ってきました。むかしの山仲間の納会に誘われたもんで。
出発当日は、各地で大雨予報が出るようなうれしくない天気。
トホホな気分であることは、このブログにも書きました。
でもその日の昼にはすでに天気は回復の気配で、歩き始めたころには雲に切れ間も。
今回の目的地は、東京からみて、日光の裏のほうにある、八丁の湯、加仁湯、手白沢、日光沢という秘湯群。
秘湯とはいうものの、山好きな人なら誰でも知っている、奥鬼怒四湯とよばれる山あいの温泉地です。
この四湯のまわりの紅葉はまだちと早い感じだったけど、都会からそういうものを求めてやってきた善男善女でかなりにぎやか。
わたしたちの宿は日光沢温泉で、四湯の中ではほかの温泉がみんな近代化されてしまったのに、ここだけがまだ山小屋の雰囲気を色こく残している。つまり、みすぼらしいってコト。
それが貴重という山岳人のために現状維持も価値がありまする。
ま、ほどほどに歩いて、てきとうに呑んで、腹いっぱい食って、ぐっすり寝てきましたって感じ。
うっ屈した精神と、停滞した脳みそ内の血液の活性化には役に立ったみたい。
翌日は最高の登山日和で、それこそ鼻歌をうたいながら下山しました。
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