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2010年11月14日 (日)

アジア大会開会式

土曜日の夜は、録画してあった広州のアジア競技大会開会式を観た。
わずか30年ぐらい前まで、旧態依然とした権力闘争や内乱に明け暮れていた国が、よくぞここまでといいたくなるくらい派手なものだった。
こんな派手なモンが必要なのかといいたくなるくらい。

最近元気のない欧米諸国をながめると、開会式を観ているかぎり、いよいよ世界はアジアの時代になったなと思わざるを得ない。
日本人は欧米に追従してへっこんでいるほうだから、あまりよろこべんけど。
余計なことはさておいて、たくさんの国が和気あいあいというのはいいことだ。
しかしようく見るといろんな問題も見えてる。

香港とマカオは 「中国香港」、「中国マカオ」 という名称で、本家の中国から独立して参加。
んなら、チベットやウイグル自治区も 「中国チベット」、「中国トルキスタン」 なんて名前で参加させればいいのに。
そんなこといって、世界最大の多民族国家である中国で、全部の少数民族がみんな 「中国なんとか」 で参加させろと言い出したら収まりがつかなくなってしまうけど。
モンゴルも、いや、モンゴルはちゃんと参加していたからいいとして、中国国内には本家のモンゴル以上の数のモンゴル人が住んでいるのである。彼らはどっちに帰属したのかしら。

カザフやキルギスの選手を観ていると、日本人みたいな顔をした選手や金髪のロシア人みたいな顔が混在していて、人間を民族なんてもので分類しようというのがいかにいいかげんなものかよくわかる。
人間よ、もうよせ、民族間で争うなんてと、どこかの詩人みたいなぼやきを入れたくなってしまう。

アジア大会であるから中東のイスラム国家からの参加も多い。
じっとながめていたら、ヘジャブという髪をかくすスカーフ着用の国と、そうでない国との違いがありあり。
そうでない国のほうが多くて、イラク、シリア、ヨルダン、カタール、パレスチナ、さらにパキスタンなんかは髪を露出した女性が多い。
ヨルダンやレバノンなんかヘジャブを着用した女性がほとんどいなかった。
これが厳格なイスラム国家のイランやアラブ首長国連邦になると、女性はみんなヘジャブ着用である。

髪を隠していても、たとえばいまや中東の大国となったイランの、おそろいのロングコートのようなユニフォームを着た女性選手たちの美しさはどうだろう。
厳格さでさらに上手をゆくサウジアラビアなんか、女性は国際大会に参加ならんとひとりも女を参加させてないけど、イスラムの女性の美しさは今大会のピカ一だ。
美貌でメダルをもらえるなら、サウジの女性だって日本や中国以上に金銀の可能性があるのにねえ。
けしからんよ。

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