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2010年11月17日 (水)

本の整理

399

本がたまって床がかたむいてきたようなので、すこし整理にかかっている。
どうするかっていうと分別ゴミとして出してしまうのである。
もったいない。古本屋かオークションにでも出せばいいのにという人がいるかもしれない。
しかしわたしは読めればいいというタイプなので、同じ本が文庫になっていれば、まず文庫本のほうを買う。
そういうわけで売れるほど高価な本はあまりないし、古本屋で二束三文で売ったって仕方ない。
オークションだって、かりに売れた場合、いちいち包装して相手に送るのがメンドウだ。
本は読むものであって、売り買いして儲けるものじゃないという考えだから、本に対する愛情の感じられないブックオフなんて存在に疑問を感じているくらいである。

それでも書斎を見まわすと、オークションに出したら値のつきそうな本がいくつか。
その筆頭は沢渡朔カメラマンの 「少女アリス」 という写真集。
なんでも世のロリコン男たちにとって垂涎の写真集だそうだけど、わたしにはそういう変態みたいな趣味は少ししかないから、買った当初に何度かながめて感心して、そのままほったらかしにしてあった。
これだって売って儲けようなんて考えは希薄だから、そのうち分別ゴミに出すかもしれない。
するとゴミの収集業者がよろこぶだろう。
自分が儲けようという気はないけど、それをひろって他人が儲けるのは腹がたつから、分別ゴミの日がくるたびにうじうじと悩んでしまう。

文庫本だけど、司馬遼太郎の 「街道をゆく」 も全巻揃っている。
そんなもの売れるはずがなさそうだけど、わたしが持っている巻16 (叡山の諸道) までは、本のカバーが厚手の和紙にエンボス加工をしたオリジナルものである。
「街道をゆく」 を愛するわたしとしては、このカバーにも愛着を持っており、今ではぜったいに手に入らないものだから、いくらでも買える中味より価値があるんじゃないかと思っている。
そう思ってオークションをのぞいてみたら、このカバーつきの 「街道をゆく」 が10巻まとめて1500円なんて値段で出品されていた。
くそ、本の価値のわからん不届き者め。

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