坂の上の雲後半開始
鳴り物入りの 「坂の上の雲」 の後半が始まったというので、観てもないのにどうのこうのといわれるのはシャクだから、いちおう録画してみた。
最初のほうに義和団事変だと思うけど、日本兵、ロシア兵のあいだで逃げまどう中国の民衆が出てきた。
同じアジア人だから助けてと叫ぶ中国人、もったいぶったカッコいい日本人、残酷なロシア人と、これ以上わかりやすい設定はないんじゃないかという描き方。
欧米映画、日本映画をとわず、最近は、いったいどんな層のためにこんなバカバカしいものを作ったのかといいたくなる映画が多いけど、これも同じ。
コンピューター・グラフィックが発達して、この映画のような大掛かりな特撮もわりあいお手軽に作れるようになったものの、制作者側のテーノウ (低能) 指向はいかんともしがたい。
ロクなもんじゃないことをあきらかに確信して、早送りで観ていたら、えらく美人のロシア娘が出てきた。
おおっと、この場面だけまた正規のスピードで観る。
わたしもロクなもんじゃないけど、こうなるとアホらしさを追求するために、やっぱ次回も観てしまいそう。
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