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2011年1月24日 (月)

新世紀

3、4日まえのNHKニュースで、NHKにも内部情報をリークさせるウイルス入りのメールが届いたと報じていた。
ひじょうに手のこんだ、引っかかりやすいメールだったそうで、皆さんも注意しましょうとのこと。

わたしの場合、プロダイバーのほうでウイルスを阻止してくれる契約をしているから、すくなくともネットを通じてウイルスが侵入する可能性はなさそうだけど、友人とデータのやりとりなんかをすることがあるから、もうすでにウイルスに侵入されているかもしれない。
わたしのパソコンに蓄積された情報が漏えいしているとしたら、これは恐ろしいことであるってことはぜんぜんない。
漏えいして困るような情報なんてぜんぜんないのである。
イヤラシ系の画像や映像もいくらか蓄積しちゃっているけど、いまどきそういうものがぜんぜん蓄積されてないパソコンなんてこの世に存在するのかってモン。
パソコンでつまらない日記をつけているけど、犯罪行為に加担しているわけでもないし、不倫もしているわけじゃない (してみたいとはつねづね考えているがなかなかチャンスがない) から、他人の興味のマトになるような情報ではないのである。

だいたいわたしみたいな一般庶民の情報までかき集めていたら、その分析の手間ひまは膨大なものになるから、だれかがわたしの秘密を調べてるってことはないだろう。
しかし、とりあえず分析はあとまわしにしたまま、そういう情報がどこかに蓄積されていて、わたしが将来、ありえないけどかりに有名タレントにでもなったりしたら、名前から検索されて、たちまち過去が洗いざらい暴露され、隠し子がいたなんてことがバレることになるかも。

もちろんこんな大事業は、個人や特定の国家やアサンジ君がやるわけじゃなく、いまや世界的ネットワークとなったコンピューターの仕業である。
ウィキリークスが把握している情報だけではなく、世界中にはありとあらゆる場所にデジタル情報があふれている。
NHKの情報を入手しようとしたのが誰であっても、その情報は最終的にコンピューターのものになる。
そのうちそういうものがすべてネットを通じて、ただひとつのコンピューターにより一括管理される時代がくるだろう。

おそろしい時代になったものではないか。
どこか知らない土地を見たい、未知の外国へ行ってみたいというわたしの好奇心が尽きないように、パソコンという巨大な有機体が欲する知識欲は、満足するということを知らないのかもしれない。
わたしの情報を世界中の人が共有する時代がもうすぐかもしれない。
もちろんあなたの情報も同じである。
個人のものも国家のものも、隠しておきたい秘密までも含めて、世界中のありとあらゆる情報が人類の共有物となる。
それはけっこうなこと、あるいは不幸なことと思われるかもしれないけど、そのときも人間はコンピューターの主人づらをしていられるのだろうか。

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